4年後に廃業する酒屋 は、現在準備中です。
2022/10/21 13:38
今回は動画で学べるシリーズ第2回は「日本酒の楽しみ方・選び方」についてです!
前回同様、動画だけでなく文字でも解説していくので、お好みの形式でお酒のことを学んでもらえればと思います🍶
サケミラちゃんねる
https://www.youtube.com/channel/UC-byuweleH8udCguENBx1AQ
コチラのチャンネルの動画をベースに解説を進めていきます!
今回はコチラの動画になります!
この動画では日本酒の飲み方と選び方について解説しています。
1、日本酒の飲み方
2、日本酒の選び方
今回はこの2つの項目で解説していきます!
日本酒の飲み方
それでは、まず初めに、日本酒の飲み方についてです。
結論から言うと、自由です。
何をしたって問題ありません。
もちろん、銘柄によって適した飲み方、温度などはありますが、それが全てではありません。
○熱燗などで温度を変える
日本酒はアルコール飲料全体を見ても温度帯の幅が5℃から55℃とかなり広いです。
香りはもちろん味わいも変化します。
一度温めたものを冷ます燗冷ましなどもあります。
○氷を浮かべてロックで
日本酒は醸造酒の中でも比較的アルコール度数が高めです。
氷を入れることで度数が下がり飲みやすくなります。
また、溶ける過程で味も変化も楽しめます。
○ソーダ割りで
こちらも度数を下げることができ、炭酸ガスでスッキリした飲み口になるため、より食事にも合わせやすくなります。
レモンやライムなどの柑橘類を添えて、より爽やかにすることもできます。
○お好みの飲み物で割る
日本酒は複雑な味わいを持っており、様々なものに合わせることができます。
りんごやぶどうなどの果実のジュースで甘味や酸味をプラス。
牛乳や飲むヨーグルトなどの乳飲料でまろやかに。
日本茶やだし汁でより和テイストに。
また、意外にもビールや焼酎などの他のアルコール飲料とも相性は良いです。
このように、日本酒はストレートはもちろん、様々なもので割ることでより楽しむことができます。
日本酒はアルコール度数が高い、少し難しそうなどのイメージがあるかもしれません。
そういう方はコンビニなどで小さな日本酒とお好みの割材を買って、こういう飲み方を気軽に楽しんでもらえればと思います。
最後に、日本酒を飲む際は、やわらぎ水を飲むことを忘れないようにしましょう
他のアルコールでも同様ですが、チェイサーを飲むことで悪酔いや二日酔いを防止してくれます。
日本酒の選び方
次に、日本酒の選び方について説明していきます。
日本酒は銘柄が多く、どれを選んだらいいかわからない、自分に合う日本酒が見つからないなど、選ぶ段階で苦戦する方も多く見受けられます。
そういう場合はお酒のプロに頼りましょう。
日本酒の選び方は選ぶのではなく、選んでもらうというのが正解です。
飲食店や酒屋などでお店の詳しい人に選んでもらう場合のコツを紹介していきます
4つのポイントに分けて、みていきましょう。
まず、自分の好き嫌いを伝えることが大切になります。
お米の甘みが感じられるタイプが好き、華やかな香りが苦手、苦味が少ないものが好きなど。
日本酒を飲んだ経験が少ない人は、お酒の好みではなく自分の普段の好き嫌いを伝える場合でも十分なヒントになります。
好き嫌いが全くない方はなかなかいないと思うので、比較的伝えやすい項目になると思います。
ですが、一番大事な要素になるので、しっかり伝えるようにしましょう。
次は、料理やシチュエーションなど、飲む場面や目的を伝えることです。
料理なら、山菜の天ぷら、チーズたっぷりのピザなど。
シチュエーションなら、友人とキャンプで乾杯に、一人で映画を見ながらゆっくりとなど。
ペアリング、マリアージュ、というように料理との相性は大切な要素となります。
また、最初の一杯か、ゆっくりちびちびとなど、飲み方でも適したお酒が異なります。
確実に決まっている要素ではないと思いますが、伝えられる場合は伝えるようにすると望むお酒が手に入りやすくなります。
3つ目は、絶対に外せない条件を伝えることです。
例えば、お米の品種や、お酒の産地などのお酒のスペックが重要な場合や、単純に予算の都合などになります。
こちらはこだわりがある方や、贈答など自分で飲まない場合などで生じる項目かと思います。
もし、そのような条件がある場合は、重要な部分になるので、忘れずに伝えるようにしましょう。
最後は美味しいと思った銘柄を伝えることです。
これはある意味最後の手段になります。
同じ銘柄の中でも、季節ものの商品やできた年の違いなどで色々な差があります。
飲んだ環境にも左右されますし、あくまで参考程度になると考えてください。
また、店員さんの経験や知識も重要になってくるので、これに頼り切らないようにするといいでしょう。
伝える場合は、その銘柄の写真を見せたり、飲んだ時の感想などを具体的に表現するのが大切です。
以上のように、たくさんの日本酒を知っているからこそ、プロの方には情報が必要です。
いいものに出会うコツは、日本酒だけに限らず、自分の欲しいものをはっきりとイメージしておくことです。
ここまで、自分に合う日本酒に出会う方法を紹介してきました。
深く考えずになんでもいいから美味しい日本酒飲んでみたい、という方は店員さんに
「最近、飲んで美味しかった日本酒はありますか?」
と聞いてみるのもいいかもしれません
その店員さんと好みが異なる可能性もありますが、美味しいと思った方がいると安心して飲むことができますね。
この、人の評価を参考にするというのは自分自身で日本酒を探す際も重要となってきます。
店員さんとコミニュケーション取るのが苦手など、自分で探す場合もあるかと思います。
そういう時は、SNSや、日本酒レビューのサイトやアプリなどを参考にしましょう
さまざまな人の意見を参考にすることで自分の好みの日本酒を見つけられるかもしれません。
ただし、日本酒への感想は十人十色であることを忘れないようにしましょう。
今回は、日本酒の飲み方と選び方について解説をしてきました。
この2つは日本酒を楽しむために一番大切なことではないでしょうか。
日本酒は歴史があるからこそ、こう飲まなくてはならない、こういう日本酒が美味しいなど、ある種の固定観念のようなものがあります。
ですが、日本酒を飲むこと、楽しむことに、正解はありません。
それぞれの感覚を用いて楽しむものなので、個人差があります。
好き、嫌いはあっても、間違いは存在しません。
今回動画で紹介したこともあくまで一つの考えです。
この動画を観た方が一人でも多く、日本酒を手に取ってもらえることを願っています!